バックグラウンド マップの選択

Tableau には、マップ ビューを作成するためにアクセスできるオンラインおよびオフラインのバックグラウンド マップのセットが用意されています。

既定では、Tableau はオンライン マップ プロバイダーに接続します。

以下は、Tableau に付属する 3 つのバックグラウンド マップです。[マップ] > [バックグラウンド マップ] メニューで検索できます。ワークブック作成者が WMS サーバーまたは Mapbox マップをワークブックに追加している場合は、[マップ] > [バックグラウンド マップ] メニューで作成者が付けた名前を使用して、これらが同様にリストに表示されます。

なし緯度軸と経度軸の間にデータが表示されます。
オフラインこのバックグラウンド マップは、マップを構成するイメージをマシンのキャッシュに保存します。これにより、パフォーマンスが向上し、オフラインでアクセスできるようになります。詳細については、以下のオフライン マップ セクションを参照してください。
TableauTableau バックグラウンド マップに接続します。既定では、すべてのマップ ビューは、別途指定しない限りこのバックグラウンド マップに接続します。

新しいバックグラウンド マップを選択するには:

  • Tableau Desktop、Tableau Server、または Tableau Cloud で、[マップ] > [バックグラウンド マップ] の順に選択し、ビューのバックグラウンド マップとして使用するマップを選択します。

: Tableau Server では、管理者はユーザーがオフライン マップのみを使用するよう制限できます。この動作を構成する特定のサーバー コマンドについては、こちら(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

Tableau Desktop の既定のバックグラウンド マップの設定

既定では、すべてのマップ ビューは、Tableau バックグラウンド マップに接続します。Tableau Desktop で、マップ ビューが Tableau バックグラウンド マップで自動的に作成されないようにする場合は、別のバックグラウンド マップを既定として指定できます。

既定のバックグラウンド マップを指定するには:

  1. Tableau Desktop で [マップ] > [バックグラウンド マップ] を選択し、既定に設定するバックグラウンド マップを選択します。

  2. [マップ] > [バックグラウンド マップ] > [既定値として設定] の順に選択し、選択したバックグラウンド マップを既定に設定します。

    バックグラウンド マップは Tableau マップ ソース (.tms) として自動的に保存され、マイ Tableau リポジトリの [マップソース] フォルダーに配置されます。これで、すべての新しいワークシートに対する既定のバックグラウンド マップが設定されました。

Tableau Desktop、Tableau Cloud、または Tableau Server でのオフライン バックグラウンド マップの使用

Tableau Desktop に付属のオフライン バックグラウンド マップを使用して、マップ ビュー内のデータをオフラインで作成および検査できます。

オフライン バックグラウンド マップを使用するには:

  • Tableau で [マップ] > [バックグラウンド マップ] > [オフライン] の順に選択します。

: オフライン バックグラウンド マップは、マシンに保存されているマップ イメージを使用します。これらのイメージは次の場所で見つけることができます。

  • Windows の場合: C:\Program Files\Tableau\<Tableau Version>\Local\Maps
  • Mac の場合: //Applications/<Tableau Version>.app/Contents/install/local/maps

ただし、保存されていないマップ イメージを Tableau で取得する必要がある操作もいくつかあります。新しい地図がマシンに保存されていない場合、Tableau に付属のオンライン マップに再接続するまで地図を読み込むことはできません。

次の 1 つまたは複数の操作を実行する場合、オンライン マップへの再接続が必要になる場合があります。

  • レイヤーのオン/オフの切り替え - キャッシュに保存されていないレイヤーをオンにする場合、必要な情報を取得するために Tableau をオンライン接続する必要があります。

  • ズームイン/ズームアウト - 地図上でのズームインまたはズームアウトには異なるマップ イメージが必要です。指定されたズーム レベルのイメージがキャッシュにない場合、Tableau は更新された地図を取得する必要があります。

  • パン - パンを行うと、新しいマップ イメージが必要になる場合があります。オフラインで作業中に必要なマップ イメージと凡例がキャッシュに保存されていない場合、新しいイメージと凡例は読み込まれません。

Tableau マップに再接続するには:

  • Tableau Desktop で、[マップ] > [バックグラウンド マップ] > [Tableau] の順に選択します。

: マップをオフラインに設定してからワークブックをパブリッシュした場合、パブリッシュされたワークブックはオフラインの保存済みマップを使用し、上記のオフライン マップの機能と制限事項をすべて使用します。

Tableau バックグラウンド マップについて

Tableau バックグラウンド マップには、更新されたマップと人口統計データが含まれるだけでなく、文体が改良されました。これは、Tableau のクラシック バックグラウンド マップに置き換わります。Tableau Desktop の以前のバージョンで作成したマップ ビューで、Tableau クラシック バックグラウンド マップに接続しているビューは、Tableau Desktop バージョン 9.0 以降で開くと自動的に Tableau バックグラウンド マップに接続します。

注: Tableau Desktop バージョン 8.3 以前で Tableau クラシック バックグラウンド マップを使用してデータ レイヤーを持つマップ ビューを作成し、そのビューを Tableau Desktop 9.0 で開くと、データ レイヤーの色が違う色で表示されます。これは、Tableau バックグラウンド マップにデータ レイヤリングとカラー ランプ (カラー パレット) が改善されたためです。

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