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インストールの前に...

Tableau Server on Windows には、構成ユーティリティおよび tabadmin コマンド ライン ツールに取って代わる Tableau サービス マネージャー (TSM) が含まれるようになりました。以前のバージョンの Tableau Server に関するヘルプが必要な場合には、Tableau ヘルプ ページを参照してください。

注: Tableau Web サイトの Tableau Server の技術仕様に関するその他の情報は、こちらで見つけることができます。

このトピックでは、Tableau Server を稼働環境にインストールする前に考慮する必要のある要件および推奨事項について説明します。

単一のサーバーにインストールする場合、またはテスト目的によりインストールを最小限に抑える場合は、単一サーバー用のインストール ガイドである「全ユーザー向けガイド」を参照してください。

分散クラスターに Tableau Server を導入している場合は、このトピックに記載された要件および推奨事項に加えて分散環境の要件も確認してください。

ハードウェア推奨事項

次のリストは、単一ノードに Tableau Server をインストールする場合の最小ハードウェア推奨事項です。

  • 8 コア、2.0 GHz 以上のプロセッサー

  • 64 ビットのプロセッサー アーキテクチャ

  • 32 GB のメモリ

  • 利用可能な 50 GB のディスク領域

    重要:ディスク領域の要件は TSM を初期化するまでは確認できません。十分な領域がない場合、Tableau Server パッケージのインストールが終了するまでその旨を通知されません。

推奨事項の全リストと最小要件を確認するには、Tableau Server の最小ハードウェア要件と推奨事項を参照してください。

Amazon Web Services および Google Cloud Platform でのパブリック クラウド展開の場合、その "vCPU" は完全な CPU コアではなく、実際には CPU ハイパースレッドである場合があります。クラウドのインスタンスをサイズ変更する場合、Tableau Server の CPU コア要件として指定されるサイズの 2 倍の vCPU が必要になります (トライアルの最小インストールで 4 vCPU、推奨インストールでは 16 vCPU)。

オペレーティング システム要件

Tableau Server は 64 ビット バージョンで利用できます。Tableau Server は Windows Server 2016、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10 にインストールできます。また、仮想プラットフォームや物理プラットフォームにインストールすることもできます。

注: Linux および Windows コンピューターを組み合わせて使用している場合、Tableau Server をインストールできません。

インストール ディレクトリ

既定では、Tableau Server はシステム ドライブにインストールされます。システム ドライブは Windows がインストールされているドライブです。システム ドライブは、たいてい C:\ ドライブにあります。既定では、Tableau Server は次のディレクトリにインストールされます。

  • C:\Program Files\Tableau\Tableau Server\packages

  • C:\ProgramData\Tableau\Tableau Server

既定以外のインストール場所

システム ドライブ上ではなく、別のドライブにアプリケーションをインストールする組織もあります。セットアップ時 (または自動インストール時) に、別のインストール場所を指定することができます。セットアップ時にインストール場所として別のドライブまたはフォルダーを選択する場合、Tableau Server のデータ ディレクトリは同じパスにインストールされます。つまり、既定以外の場所にインストールする場合は、既定の C:\ProgramData\Tableau\Tableau Server というパスが作成されません。

既存のインストールが既定の場所でない場合、セットアップ プログラムで新しいバージョンの Tableau Server のインストール先を示す必要があります。セットアップ プログラムで要求されたときに既定以外のアップグレード場所を指定する方法は、場所を参照するかパスを入力するかによって異なります。

  • インストール場所を参照すると、セットアップ プログラムはその場所を取得して \Tableau Server を追加し、次にファイルを \Tableau Server フォルダーの直下にインストールします。参照している間は Tableau Server のインストール先となるパスが表示され、間違っている場合 (たとえば、\Tableau フォルダーを含めたい、またはその必要がある場合) はパスを編集できます。
  • インストール場所を入力すると、セットアップ プログラムによって入力したパスが承認され、パスの直下のフォルダーにインストールされます。

既定以外の場所にインストールする場合は、次の事項を考慮する必要があります。

  • [実行ユーザー] パーミッションを手動で設定する必要がある場合があります。定義済みのローカル アカウントを使用しない場合は、実行ユーザー アカウントに「NetworkServices」と指定してから使用するアカウントのパーミッションを設定する必要があります。これらのパーミッションは、Tableau Server をインストールしてから設定する必要があります。フォルダー パーミッションの検証を参照してください。

  • ログ ファイルは <installation path or drive>\data\tabsvc\logs に保存されます。既定のインストールでは、パス C:\ProgramData\Tableau\Tableau Server\data\tabsvc\logs<installation path or drive>\data\tabsvc\logs に変換されます。

  • Tableau Server を新しいバージョンにアップグレードする場合は、同じ場所を指定する必要があります。詳細については、Tableau Server の既定以外の場所へのアップグレードを参照してください。

    注: Tableau Server をローカルまたはクラウドの VM 上で実行する場合は、ライセンスに関連した複雑さがある可能性に留意してください。単に Tableau Server を VM 上でアップグレードしている場合は、ライセンスに関連する追加の対応を取る必要はありません。アップグレードする新しい本番環境またはテスト環境を作成するために VM のクローンを作成する計画がある場合は、クローン作成の前に Tableau Server ライセンスをすべて非アクティブ化する必要があります。このようにしないと、新しい VM 環境では最終的にライセンスが信頼できなくなり、アップグレードを試行しても失敗します。

    VM のクローンを作成するには、Tableau Server がライセンスなしになっている (すべてのライセンスが非アクティブ化されている) ことを確認してください。VM のクローンを作成後、クローンの VM 上で Tableau ライセンスをアクティブ化し、アップグレードを続行してください。

Tableau Prep Conductor

Tableau Prep Conductor は Tableau Server でのプロセスの 1 つです。フローの実行、接続の認証資格情報の確認、フローが失敗した場合のアラート送信を行います。Tableau Prep Conductor は Tableau Server のスケジュール調整機能および追跡機能を活用しているため、データが変更になる際に、Tableau Prep Builder にログインして個々のフローを手動で実行するのではなく、フロー実行を自動化してフロー出力を更新することができます。

Tableau Prep Conductor は個別にライセンスされ、Data Management アドオン ライセンスより利用できます。Tableau Prep Conductor のライセンス発行の詳細については、「Tableau Prep Conductor のライセンス発行」を参照してください。

専用ノードで Tableau Prep Conductor を有効にすることをお勧めします。フロー実行の専用ノードで Tableau Prep Conductor を有効にすることをお勧めします。詳細情報:

その他の要件

ご使用の環境が次の追加の要件も満たしていることを確認してください。

ホスト名

Tableau Server をインストールするコンピューターのホスト名はお使いの環境で一意である必要があり、一度 Tableau Server をインストールするとホスト名は変更できません。さらに、お使いのドメイン名サーバー (DNS) でホスト名を解決できる必要があります。

セットアップ プロセスの際に Tableau サービス マネージャーを起動した後はサーバーのホスト名を変更しないでください。たとえば、cloud-init パッケージを使用して仮想マシンを初期化し、その仮想マシンに Tableau Server をインストールする場合にこのようになる可能性があります。

静的 IP アドレス

Tableau Server をインストールするコンピューターには静的 IP アドレスが必要です。

データベース ドライバー

特定のデータ ソースに接続するには、Tableau Server をインストールするコンピューターに正しいデータベース ドライバーがインストールされている必要があります。詳細については、データベース ドライバーを参照してください。

利用可能なポート

TSM と Tableau Server はいずれもアクセスするために利用可能な TCP ポートが必要です。TSM は 8850 番ポートが既定で、Tableau Server ゲートウェイ サービスは 80 番ポートが既定です。Tableau Server をインストールする前に、8850 番ポートと 80 番ポートをお使いのシステムで使用しないことを強くお勧めします。これらのポートが利用できないと、TSM とゲートウェイのポートは別のポート番号に動的に再マッピングされる場合がありますが、どのポートに再マッピングされたかを表示するインターフェイスは現時点で存在しません。

IIS (非推奨の展開) も実行している PC 上に Tableau Server をインストールする場合、IIS との競合を避けるために Tableau のゲートウェイのポート番号を変更する必要があります。セットアップ プロセスの際に別のゲートウェイのポート番号を指定できます。

Tableau サービス マネージャーのポートを参照してください。

ローカル ファイアウォール構成

Tableau Server をインストールしようとしているコンピューターでファイアウォールを実行している場合、Tableau Server トラフィックで以下の既定ポートを開く必要があります。443 と 8850 以外のすべてのポート番号を変更できます。Tableau サービス マネージャーのポートを参照してください。

ポート TCP/UDP 使用先 ... インストールの種類
すべて

分散/高可用性

80 TCP ゲートウェイ X  
443 TCP SSL。Tableau Server が SSL 用に設定されている場合、アプリケーション サーバーは要求をこのポートにリダイレクトします。このポートは変更しないでください。 X  
8850 TCP Tableau サービス マネージャーこのポートは変更しないでください。 X  
8060 TCP PostgreSQL データベース。 X  
8061 TCP PostgreSQL バックアップ検証ポート X  
8000 ~ 9000 TCP Tableau プロセスの動的マッピングに既定で使用されるポート範囲   X
27000 ~ 27009 TCP ライセンス サービスに Tableau Server が使用するポート範囲この範囲は、ライセンス サービスを実行しているノードに開放し、他のノードからアクセスできる必要があります。既定では、最初のノードはライセンス サービスを実行します。 X  

ローカル Windows ファイアウォールの構成の詳細については、Microsoft の製品ドキュメントを参照してください。

ローカル管理者

セットアップの実行に使用するアカウントは、Tableau Server がインストールされている Windows コンピューターのローカル管理者グループのメンバーである必要があります。

Tableau Server のインストール後、Tableau Services Manager (TSM) の Web UI および CLI ツールを実行するローカル管理者権限が付与されているアカウントを使用する必要もあります。プロセス、認証、ログ ファイル、ライセンス、アラートなど OS レベルのアクセスを使用する Tableau Server コンポーネントを構成するには、TSM を使用します。Tableau Services Manager の Web UI へのサインインを参照してください。

ユーザーのインポート、サイトの作成、Web 作成など Tableau に固有の管理は、Tableau Server 管理者が実行します。これらの管理者アカウントは、インストール後にユーザーに役割を割り当てることで構成できます。最初の Tableau Server 管理者アカウントは、インストール プロセスの一環として作成されます。管理者アカウントの追加を参照してください。

実行ユーザー アカウント

データ ソースで NT 認証を使用している場合や、SQL Server の偽装を行う予定である場合は、Tableau Server サービスを実行ユーザー アカウントで実行すると便利です。詳細については、実行サービス アカウントおよびSQL Server の偽装を参照してください。

グループ ポリシーやその他のシステム管理ソリューションを使用して、アプリケーション サーバーのパーミッションおよびアカウントを標準化している組織もあります。組織でこのようなソリューションを実行している場合は、実行ユーザー アカウントで必要となるフォルダー パーミッションに対応するようシステムを設定する必要があります。フォルダー パーミッションの検証を参照してください。

ウイルス対策ソフトウェア

完全ドライブ スキャンを実行するウイルス対策ソフトウェアは Tableau Server に干渉する可能性があります。ウイルス対策ソフトウェアを起因とする干渉によって、Tableau Server が起動できなくなる場合もあります。また、Tableau Server がインストールされているアクティブなドライブを完全スキャンすることで、パフォーマンスに影響が出ることもあります。Tableau Server を実行しているコンピューターでウイルス対策ソフトウェアを稼働させる場合は、ナレッジ ベースの推奨事項に従ってください。

次の手順、Tableau Server のインストールと構成に進んでください。