TSM のインストール

このトピックでは、Tableau Server のインストールと Tableau サービス マネージャー (TSM) プロセスについて説明します。

重要: 本番環境にはベータ バージョンの Tableau Server をインストールしないでください。また、ベータ バージョンのバックアップを使用して、本番 Tableau Server インストールを復元しないでください。

前提条件

続行する前に、インストールの前に...のトピックを確認してください。

セットアップの実行

Tableau Server インストール ファイルをダウンロードしたら、次の手順に従ってサーバーをインストールします。

重要: 本番環境にはベータ バージョンの Tableau Server をインストールしないでください。また、ベータ バージョンのバックアップを使用して、本番 Tableau Server インストールを復元しないでください。

  1. Tableau Server をインストールするコンピューターに管理者アクセス権を持つユーザーとしてサインインし、インストール ファイルをダブルクリックします。

  2. 画面の手順に従ってセットアップを完了し、アプリケーションをインストールします。

    ファイル パスを変更できる設定からの画像

    既定のインストール パスは C:\Program Files\Tableau\Tableau Server\<version> です。セットアップ プログラムは、次のように、インストール パスをバージョンなしで表示します。 C:\Program Files\Tableau\Tableau Server参照するか、新しいパスを入力することにより、別の場所 (別のドライブを含む) を選択できます。場所を参照すると、セットアップ プログラムは \Tableau Server をパスの末尾に追加する点に注意してください。この場所が目的の場所でない場合は、削除できます。

    既定以外の場所にインストールされた Tableau Server バージョン 2018.1 以前からアップグレードする場合、既存のバージョンの場所を指定する必要があります。アップグレードの手順は、ターゲットバージョンとインストールの場所によって異なります。アップグレード手順の選択方法については、Tableau Server のアップグレードの概要を参照してください。

    注: Windows Defender ファイアウォールによるメッセージが表示される場合は、[アクセスを許可] をクリックします。インストールを完了するためにこの手順を複数回実行する必要が生じる場合があります。

  3. [次へ] をクリックします。

    インストール タイプを変更できる設定からの画像

    [Server installation type (サーバー インストールのタイプ)] ページで、サーバー インストールの最初のノードをインストールするか、マルチノード インストールで追加ノードをインストールするかを指定できます。マルチノード Tableau Server をインストールしている場合を除き、これを既定 ([Tableau Server の新しいインストールを作成します。]) から変更する必要はありません。マルチノード Tableau Server をインストールしている場合は、追加のノードのインストールと構成を参照してください。

  4. [次へ] をクリックします。

    インストール タイプを変更できる設定からの画像

    [Product Activation Type (プロダクト アクティベーションのタイプ)] ページで、Tableau 実行承認 (ATR) サービスを使用して Tableau Server (既定) をアクティブ化するかどうかを選択し、[インストール] をクリックします。Tableau 実行承認 (ATR) サービスの詳細については、「実行承認 (ATR) サービスを使用して Tableau Server をアクティブ化する」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

  5. インストールが完了したら、[完了] をクリックします。セットアップにより、Tableau Server をインストールしているコンピューターで TSM 構成 Web ページが開かれます。

    Latin-1 以外の文字セットをサポートする必要がある場合は、[コントロール パネル] > [地域と言語のオプション] から Windows 言語パックをインストールします。この言語パックは、初期サーバーとすべての追加のノードにインストールする必要があります。

Tableau Server のインストール

  1. Tableau Server をインストールするコンピューターで管理者アクセス権を持つユーザーとしてコマンド プロンプトを開きます。

  2. Tableau Server のダウンロード(新しいウィンドウでリンクが開く) ページからセットアップ プログラムをダウンロードします。

  3. セットアップ プログラムをコピーしたディレクトリに移動します。

  4. コマンドラインから、/silent flag プロパティ (UI プロンプトなしで無人でサイレントに実行されます)、ACCEPTEULA プロパティ (エンド ユーザー ライセンス契約に同意します)、ACTIVATIONSERVICE プロパティ (サーバー ATR を使用して Tableau Server をライセンス認証します) を使用して、セットアップ プログラムを実行します。

    TableauServer-64bit-<version>.exe /silent ACCEPTEULA=1 ACTIVATIONSERVICE="1"

    注: CLI インストール時に指定可能なインストール オプションは多数あります。たとえば、インストール パスおよびログ作成パスの変更や、TSM コントローラー ポートの指定などのオプションがあります。CLI インストール時に指定可能なスイッチの完全なリストについては、Tableau Server 用のスイッチとプロパティのインストールを参照してください。

  5. コマンド ウィンドウを閉じてから新しく開き、TSM がインストールおよび実行されていることを確認します。

    tsm status -v

    ステータスが STOPPED になりますが、tsm に特有のプロセスが実行中となります。

    node1: localhost
    Status: STOPPED
    'Tableau Server Coordination Service 0' is running.
    'Tableau Server Administration Agent 0' is running.
    'Tableau Server Administration Controller 0' is running.
    'Tableau Server License Manager 0' is running.
    'Tableau Server Client File Service 0' is running.

Tableau Server でのフォワード プロキシの構成

組織でフォワード プロキシ ソリューションを使用してインターネットにアクセスしている場合、Tableau Server でプロキシ サーバーを使用するように構成してください。Tableau Server はマップ データおよび既定のライセンス発行機能を使用するためにインターネットにアクセスする必要があります。

インストール プロセスのこの時点で、Tableau Server でフォワード プロキシ ソリューションを構成することをお勧めします。フォワード プロキシを使用するための Tableau Server on Windows の構成を参照してください。

次のステップ

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