Tableau Desktop と Web 作成のヘルプ

Tableau Desktop では、Web Map Service (WMS) プロトコルを使用しているマップ サーバーに接続できます。WMS は、地理的参照画像を要求および受信するための標準プロトコルです。

WMS 1.0.0、1.1.0、または 1.1.1 標準をサポートするすべての WMS サーバーに接続できます。

WMS サーバーへの接続

1. Tableau Desktop で、[マップ] > [バックグラウンド マップ] > WMS サーバー の順に選択します。

2. [WMS サーバーの追加] ダイアログ ボックスで、Tableau で接続したいサーバーの URL を入力してから、[OK] をクリックします。

ワークブックにはいくつでもマップ サーバーを追加できます。追加した各 WMS サーバーは、[バックグラウンド マップ] メニューのバックグラウンド マップとして表示されます。

WMS サーバーを Tableau マップ ソースとして保存する

WMS サーバーをワークブックに追加した後、WMS サーバーは、ワークブックと共に保存され、ワークブックを共有するユーザー全員が使用できます。他のユーザーがソースにすばやく接続して自分たちのワークブックで使用できるように、WMS サーバーを Tableau マップ ソース (.tms) ファイルとして保存して他のユーザーと共有することもできます。

Tableau マップを マップ ソースとして保存する方法の詳細については、マップ ソースの保存(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

WMS バックグラウンド マップを使用する

WMS サーバーへ接続した後、Tableau で作成される WMS バックグラウンド マップを使用してマップ ビューを作成できます。

WMS サーバーを使用してマップ ビューを作成するには:

1. Tableau Desktop で [マップ] > [バックグラウンド マップ] の順に選択し、ビューで使用する WMS バックグラウンド マップを選択します。

   

2. 地理的フィールドをビューに追加します。

   詳細については、Tableau でのマッピングの概念(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

   

3. [マップ] > [マップ レイヤー] の順に選択し、ビューで表示するマップ レイヤーを選択します。

   詳細については、マップの外観のカスタマイズ(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

   

パフォーマンスの考慮事項

WMS サーバーのコンテンツ、速度、パフォーマンスは、ネットワークと WMS プロバイダーに依存します。インターネット接続が中断されたり、制限されたファイアウォールの背後で作業する場合は、マップ ビューの構築中のパフォーマンスの問題を回避するため、Tableau Desktop と共にインストールされたオフライン バックグラウンド マップを使用できます。いつでも WMS サーバーに切り替えることができます。

注:オフライン バックグラウンド マップでは、最大 4 レベルのズームしかアクセスできない場合があります。詳細については、バックグラウンド マップの選択(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

サポートされている空間的参照系

Tableau は、以下の空間参照系 (SRS)/欧州石油調査グループ (EPSG) コードのリストを自動的にサポートします。WMS サーバーが Tableau マッピング機能と互換性を持つには、次のいずれかの空間的参照系をサポートしている必要があります。

関連項目:

Mapbox マップの使用(新しいウィンドウでリンクが開く)

マップ ソースの保存(新しいウィンドウでリンクが開く)

マップ ソースのインポート(新しいウィンドウでリンクが開く)

バックグラウンド マップの選択(新しいウィンドウでリンクが開く)

マップの外観のカスタマイズ(新しいウィンドウでリンクが開く)