コマンド ラインからのインストール

この記事では、コマンド ラインを使用して、Tableau Desktop、Tableau Prep Builder、Tableau Desktop Public Edition をインストールしてアクティブ化や登録などのその他のインストール操作を実行する方法、および製品のアンインストール方法について説明します。

インストーラーとプロダクト キーの検索方法については、「インストーラーを探す」と「プロダクト キーを探す」を参照してください。

: アップグレードする場合、アップグレードの準備の詳細については、「Tableau Desktop および Tableau Prep Builder のアップグレード」を参照してください。

Tableau では、利用状況レポートや自動製品アップデート (Tableau Desktop のみ) などの特定の機能を既定で使用できます。これらの機能をオフにする方法については、「インストール後のインストール設定の変更(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。

はじめる前に

  • サーバーとの互換性: Tableau 製品は、常に同時にリリースされるとは限りません。新しいバージョンの Tableau Desktop をインストールするときは、Tableau Server と互換性があることを確認してください。「互換性の問題の検出と解決」を参照してください。
  • Desktop と Prep を同じコンピューターにインストールする: Tableau Prep Builder は、Tableau Desktop と連携して動作するように設計されています。Tableau Prep Builder は、Tableau Desktop と同じコンピューターにインストールすることをお勧めします。
  • Tableau Server を実行しているコンピューターに Tableau Prep Builder をインストールしないでください: Tableau Server リソース マネージャー (SRM) は、Tableau Server プロトコル サーバー プロセスと Tableau Prep Builder プロトコル サーバー プロセスを区別できません。コンピューター リソースが枯渇した場合、SRM は Tableau Prep Builder に属しているプロトコル サーバー プロセスを終了する場合があり、これには復元メカニズムがありません。
  • Windows インストーラーの要件: Windows インストーラー (.msi ファイル) が必要な展開ツールを使用して Tableau Desktop または Tableau Prep Builder をインストールする場合は、「Windows (MSI) インストーラーの抽出および実行」の指示に従い、Tableau インストーラー .exe ファイルから .msi ファイルを抽出してください。

インストール手順を見るには、インストールしている製品の下にあるタブをクリックします。

Windows

  1. 管理者として、コンピューターのコマンド ラインからインストーラーの .exe ファイルを実行します。.
    msi ファイルを抽出する必要がある場合は、この記事のWindows (MSI) インストーラーの抽出および実行のセクションの手順を実行します。

    コマンド ラインから Tableau インストーラーを実行するための構文は、次のとおりです。

    tableau_<product_installer_name>.exe /option1 /option2 PROPERTY1 PROPERTY2

    • tableau_<product_installer_name>.exe これは、インストールしようとしている製品およびバージョン用 Tableau インストーラーです。

    • オプション:使用しているオプションがインストール プロセスの実行方法を指定します。たとえば、インストール中に出力を表示するか、ログ ファイルを作成するかなどです。使用可能なオプションの一覧については、「 インストーラー オプションを参照してください。

    • プロパティ:これらの設定は、インストール プロセス中にインストーラーが行う構成設定を指定します。使用可能なプロパティの一覧については、「インストーラーのプロパティ を参照してください。
  2. .exe ファイルが格納されているディレクトリからコマンドを実行するか、コンピューターの .exe ファイルへの完全パスを指定する必要があります。ネットワーク上の共有ディレクトリからセットアップ プログラムを実行しないでください。代わりに、インストールしようとしているコンピューターのディレクトリに .exe ファイルをダウンロードします。

    次の例は、いくつかのオプションといくつかのプロパティ設定を使用したインストーラー コマンドを示しています。

    tableauDesktop-64bit-2021-4-4.exe /quiet /norestart ACCEPTEULA=1 AUTOUPDATESERVER="assets.intranet.lan" REPORTINGSERVER="http://mytableau"

    例のコマンドは、以下を実行します。

    • 64 ビット バージョンの Tableau Desktop 2021.4.4 をインストールします。

    • インストーラーを静音モードで実行する (セットアップ プロセスによってプロンプト、UI、またはライセンス ダイアログ ボックスが表示されない)。

    • 再起動せずにインストールを終了するよう設定する。

    • エンド ユーザー ライセンス契約 (EULA) に同意する。

    • 既定以外の製品アップデート サーバーを構成する。

    • 内部 Tableau Server にライセンス レポートを送信するよう製品を構成する。

Mac

重要: FlexNet とデバイス ドライバーが正しい場所にインストールされるように、Tableau はルート ドライブにのみインストールします。

  1. Tableau Desktop DMG ファイルのコピーをネットワーク共有にアップロードし、ユーザーにそこから各自の Mac コンピューターへダウンロードするよう伝えます。プロンプトに従い、インストールを完了できます。

    また、ユーザーのコンピューターに DMG ファイルをマウントし、Tableau をコピーする .sh スクリプトを作成することもできます。次の例は、さまざまなバージョンの Tableau Desktop 用にこのタスクを実行するスクリプトを示しています。

    例:Tableau Desktop バージョン 10.2 以降のバージョン

    #!/usr/bin/env bash
    # mount the DMG and copy Tableau.app to a folder
    output=`yes | hdiutil attach "<DMG_name>.dmg"`
    sleep 10
    volName=`echo "$output" | tail -n 1 |sed 's;^.*\(/Volumes.*$\);\1;'`
    open "/Volumes/Tableau/Tableau Desktop.pkg"
    # dismount the Tableau DMG volume
    hdiutil detach """${volName}""" -force
  2. (オプション)インストーラー アプリケーションを実行して、サイレントインストールを実行します。ターミナルのプロンプトで、次のように入力します。

    sudo installer -pkg <path and name of .pkg file> -target /

    これにより、管理者パスワードを求めるプロンプトが表示されてから、ほとんどサイレントなインストールが実行されます。次の 3 行が表示されます。

    • installer: Package name is Tableau Desktop

    • installer: Upgrading at base path /
    • installer: The upgrade was successful.

自動的にインストールするドライバーを選択します

既定では、Tableau Desktop と共にいくつかのデータ ソース ドライバーが自動的にインストールされます。完全なリストについては、インストールの前にを参照してください。

: バージョン 2019.4 以降では、PostgreSQL ドライバーのみが Mac に自動的にインストールされます。

1 つまたはすべてのドライバーが自動的にインストールされるのを防ぐには、最初に Desktop.pkg に対して ‑showChoiceChangesXML を使って Mac インストーラー アプリケーションを実行することにより、使用可能なすべてのカスタマイズを含む plist ファイルを生成します。構文は次のとおりです。

installer -showChoiceChangesXML -pkg <path and name of .pkg file> –target / > <name of plist>

:

installer -showChoiceChangesXML -pkg Install\ Tableau\ Desktop.pkg –target / > InstallTableauDesktopChoices.xml

Oracle ドライバーの場合、生成される plist ファイルのセクションは次のようになります。

<dict> <key>attributeSetting</key> <integer>1</integer> <key>choiceAttribute</key> <string>selected</string> <key>choiceIdentifier</key> <string>com.tableau.oracle</string> </dict>

ドライバーがインストールされないようにするには、次の操作を行います。

  1. 自動的にインストールしたくないドライバーに関しては、.plist ファイルの <integer> 値を 1 から 0 に変更します。

  2. ファイルを保存し、次のコマンドを使用してコマンドラインに追加して、そのファイルをインストーラーに渡します。

    -applyChoiceChangesXML <pathToXMLFile>

必要な変更を加えた plist ファイルを作成した後の完全なコマンド ラインは、次のようになります。

sudo installer -pkg Install\ Tableau\ Desktop.pkg -applyChoiceChangesXML InstallTableauDesktopChoices.xml -pkg -target /

Mac インストーラー アプリケーションのマニュアルについては、Apple Developer(新しいウィンドウでリンクが開く) Documentation を参照してください。

デスクトップショートカットを無効にする

Tableau インストーラーによって Tableau Desktop のデスクトップ ショートカットが作成されるのを防ぐには、前のセクションのとおりに XML ファイルを作成し、次のセクションで整数値を 0 から 1 に変更します。

<dict> <key>attributeSetting</key> <integer>0</integer> <key>choiceAttribute</key> <string>selected</string> <key>choiceIdentifier</key> <string>com.tableau.desktopShortcut</string> </dict>

メモ: このオプションは、Windowsでのみ使用できます。

  1. 管理者として、コンピューターのコマンド ラインからインストーラーの .exe ファイルを実行します。.

    コマンド ラインから Tableau インストーラーを実行するための構文は、次のとおりです。

    tableau_<product_installer_name>.exe /option1 /option2 PROPERTY1 PROPERTY2

    • tableau_<product_installer_name>.exe これは、インストールしようとしている製品およびバージョン用 Tableau インストーラーです。

    • オプション:使用しているオプションがインストール プロセスの実行方法を指定します。たとえば、インストール中に出力を表示するか、ログ ファイルを作成するかなどです。使用可能なオプションの一覧については、「 インストーラー オプションを参照してください。

    • プロパティ:これらの設定は、インストール プロセス中にインストーラーが行う構成設定を指定します。使用可能なプロパティの一覧については、「インストーラーのプロパティ を参照してください。
  2. .exe ファイルが格納されているディレクトリからコマンドを実行するか、コンピューターの .exe ファイルへの完全パスを指定する必要があります。ネットワーク上の共有ディレクトリからセットアップ プログラムを実行しないでください。代わりに、インストールしようとしているコンピューターのディレクトリに .exe ファイルをダウンロードします。

    次の例は、いくつかのオプションといくつかのプロパティ設定を使用したインストーラー コマンドを示しています。

    tableauPrepBuilder-64bit-2021-4-4.exe /quiet /norestart ACCEPTEULA=1 CRASHDUMP="0" SENDTELEMETRY="0"

    例のコマンドは、以下を実行します。

    • Tableau Prep Builder 2021.4.4 をインストールします。

    • インストーラーを静音モードで実行する (セットアップ プロセスによってプロンプト、UI、またはライセンス ダイアログ ボックスが表示されない)。

    • 再起動せずにインストールを終了するよう設定する。

    • エンド ユーザー ライセンス契約 (EULA) に同意する。

    • エラー レポートをオフに設定します。

    • 利用状況レポートをオフに設定します

Windows (MSI) インストーラーの抽出および実行

Windows インストーラー (.msi ファイル) で Tableau Desktop または Tableau Prep Builder のインストールが必要な配置ツールを使用している場合、Tableau インストーラー .exe ファイルから .msi ファイルを抽出できます。.msiファイルを抽出すると、インストーラー .msi ファイルに加え、Tableau Desktop インストール プロセスに含まれる各データベース ドライバーの .msi ファイルを確認できます。

.msi ファイルを抽出するには、WiX Toolset などのサードパーティ製ツールを使用できます。

免責条項: 本ソリューションにはサードパーティ製品に関する情報が含まれます。弊社ではサードパーティ製コンテンツを正確に参照するよう尽力しますが、WiX Toolset オプションは通知なく変更される場合があります。最新情報については、「WiX ドキュメント」を参照してください。WiX ユーティリティのサポートについては、WiX ユーザー メーリング リストにお問い合わせください。

  1. Tableau インストーラーをダウンロードしたコンピューターで、WiX Web サイト (http://wixtoolset.org/(新しいウィンドウでリンクが開く)) から WiX Toolset の最新バージョンをダウンロードし、インストールします。

  2. 管理者としてコマンド プロンプトを開き、WiX Toolset をインストールしたフォルダーのルートに移動します。

  3. 次のコマンドを実行します。

    Dark.exe <path_to_the_Tableau_exe_installer> -x <output_folder>

    たとえば、次のコマンドを実行します。

    Dark.exe C:\tableau-setup-std-tableau-2021-1.21.0125.1838-x64.exe -x c:\output

出力フォルダーには、必要な .msi ファイルを含む AttachedContainer という名のフォルダーが含まれます。

Tableau Desktop および Tableau Prep Builder のライセンス認証

Tableau Desktop または Tableau Prep Builder をインストールした後、Tableau Cloud または Tableau Server にサインインし、ログインベースのライセンス管理 を使用してアクティブ化できます。それ以外の場合は、Tableau にアクティブ化要求を送信し、製品をアクティブ化するためにプロダクト キーを提供する必要があります。インストール時 (Windows) またはインストール後 (Windows および Mac) にコマンド ラインからプロダクト キーを入力できます。

インストール時にこのプロセスを自動化するには、インストーラー オプション ACTIVATE_KEY "<key>" を含む単一のコマンド ラインを追加して、プロダクト キーを引用符で囲んで入力します。インストーラーはインストール プロセスの一部としてプロダクト キーを適用します。

インストール後のこのプロセスを自動化するには、インストール後に Tableau.exe または Tableau Prep Builder.exe を -activate <key> オプションと一緒に実行します。たとえば、tableau.exe -activate <my_product_key> のようにします。

:自動スクリプトを使用して Tableau Server をライセンス認証する場合は、Tableau Server ヘルプの「ライセンス発行タスクの自動化」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

Windows

-activate オプションとプロダクトキーを使って tableau.exe あるいは Tableau Prep Builder.exe を実行します。

例:

Tableau Desktop: "C:\Program Files\Tableau\Tableau <version>\bin\tableau.exe" -activate <product_key>

Tableau Prep Builder: “C:\Program Files\Tableau\Tableau Prep Builder <version>\Tableau Prep Builder.exe" -activate <product_key>

Mac

/Applications パスで Tableau あるいは Tableau Prep Builder を -activate オプションとプロダクト キーを使って実行します。

例:

Tableau Desktop: "Tableau Desktop <version>.app/Contents/MacOS/Tableau" –activate <product_key>

Tableau Prep Builder: "Tableau Prep Builder <vesion>.app/Contents/MacOS./Tableau Prep Builder" –activate <product_key>

ライセンス発行に失敗した場合にキャプチャおよび評価できる終了コードの詳細については、本ガイドの「インストールのトラブルシューティング」記事でアクティベーション終了コードを使用したアクティベーション エラーのトラブルシューティングを参照してください。

Tableau Desktop および Tableau Prep Builder の登録

Tableau の個別コピーの登録タスクを自動化し、組織全体で一貫した登録を保証できます。Windows でのこの処理を自動化するには、インストーラー オプション REGISTER="1" を含む単一のコマンド ラインを追加します。インストーラーで -register を実行して製品を登録します。

コマンド ラインから Tableau を登録するには、Tableau Desktop および Tableau Prep Builder を実行する各コンピューターでレジストリ (Windows) またはプロパティ リスト (Mac) の値を事前設定する必要があります。Windows の場合、インストール中にこのプロセスを起動できます。Windows および Mac の場合、インストール プロセスを実行した後に、登録コマンド ライン オプションを使用できます。Tableau が起動すると、登録情報を読み取り、そのユーザー向けに Tableau が登録されます。

登録情報は、Tableau がインストールされているコンピューター上に保存されます。

  • Windows: 情報はレジストリにあります。

  • Mac: 情報はプロパティ リスト (.plist) ファイルにあります。

登録情報には多くのユーザーで同一となる可能性がある場所フィールド (例:citycountry、および zip) や、各ユーザーで一般的に一意となるフィールド (メール、first_namelast_nametitle) が含まれます。

Tableau Desktop の場合、コマンド ライン オプションを使用して製品を正常に登録するには、"opt_in""privac_consent" フィールドを含める必要があります。

登録情報は、次の場所のいずれかに保存されます。

  • Windows の場合: レジストリ: HKEY_CURRENT_USER\Software\Tableau\Registration\Data

  • Mac の場合: .plist ファイルの場所: /Users/<user_name>/Library/Preferences/<.plist_file_name>

複数のコンピューターでレジストリまたはプロパティ リストの値を事前入力する最も簡単な方法は、1 台コンピューターに Tableau を手動でインストールし、登録することです。その後、そのプロセスで生成されたレジストリ エントリまたはプロパティ リスト ファイルを、他のコンピューターのレジストリ更新用テンプレートとして使用します。

Windows

Tableau を登録してテンプレートを作成する

  1. コンピューターの管理者として、変更を加える前にレジストリ ファイルのバックアップを作成してください。

  2. 製品を 1 台以上の Windows コンピューターにインストールし、手動で登録します。他のコンピューターに Tableau をインストールする際には、登録情報をテンプレートとして使用できます。

    登録情報は Windows レジストリの、次のキーの下に保存されます。

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Tableau\Registration\Data

  3. データ (キー) をレジストリ テキスト ファイルにエクスポートします。

  4. 以下を実行するスクリプトを作成します。

    1. テンプレート レジストリ テキスト ファイルのコピーを作成し、ユーザーに一意となるフィールドを更新します。

    2. 更新後のレジストリ テキスト ファイルをユーザーのコンピューターにコピーします。

    3. そのコンピューターでレジストリを更新します。

    更新するフィールドは、登録とともに送られる情報に依存します。レジストリへの更新の自動化方法の詳細については、Microsoft ドキュメントを参照してください。

    次に、エクスポートされたレジストリ ファイルに表示されるレジストリ値の例を示します。

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Tableau\Registration\Data]
    "campaign_id"=""
    "company"=""
    "country"=""
    "db_title"=""
    "department"=""
    "elqCustomerGUID"=""
    "elqFormName"=""
    "email"=""
    "first_name"=""
    "form_environment"=""
    "form_variant"=""
    "ga_client_id"=""
    "job_role"=""
    "last_name"=""
    "lead_source"=""
    "lead_source_detail"=""
    "phone"=""
    "product_key"=""
    "product_name"=""
    "state"=""
    "title"=""
    "zip"=""
    "registration_date"=""
    "city"=""
    "industry"=""
    "opt_in"=""
    "privac_consent"=""

テンプレートを使用して別のコンピューターに Tableau を登録する

  1. Tableau Desktop または Tableau Prep Builder を別のコンピューターにインストールします。

  2. tableau.exe または Tableau Prep Builder.exe を次の -register オプションと一緒に実行します。

    例:

    Tableau Desktop: "Program Files\Tableau\Tableau <version>\bin\tableau.exe -register"

    Tableau Prep Builder: "Program Files\Tableau\Tableau Prep Builder<version>\Tableau Prep Builder.exe -register"

    登録成功の場合、インストールのログ ファイルにはこのようなエントリがあります。

    Current registration state: complete / not needed

    登録が成功しなかった場合、Tableau は、エラー コード "error 117" で終了します。また、無効または欠落フィールドの情報が記載されたログ ファイルを確認することもできます。ログ ファイルは次の場所にあります。

    Documents >マイ Tableau リポジトリ または マイ Tableau Prep Builder リポジトリ > Logs> log.txt

    登録に失敗した場合、作成した自動スクリプトを更新する必要があります。トラブルシューティングのヒントについては、Tableau Desktop または Tableau Prep Builder のインストールのトラブルシューティングを参照してください。

Mac

Tableau を登録してテンプレートを作成する

Mac で Tableau Desktop または Tableau Prep Builder を登録するため、Xcode または defaults コマンドを使用して、プロパティ リスト ファイル (com.tableau.Registration.plist) を更新できます。

OS X プロパティ リスト ファイルの編集方法の詳細については、Apple サポートをご覧ください。

  1. 製品を 1 台以上の Mac コンピューターにインストールし、手動で登録します。これにより、他のコンピューターで Tableau Desktop または Tableau Prep Builder を登録する際にテンプレートとして使用できる .plist ファイルが作成されます。

  2. /Users/<user_name>/Library/Preferences に移動し、テンプレートとして使用する com.tableau.Registration.plist ファイルのバックアップを作成します。

  3. テンプレート com.tableau.Registration.plist ファイルを、Tableau Desktop のインストール先となる Mac の /Users/<user_name</Library/Preferences フォルダーにコピーします。

  4. 次のコマンドを実行します。

    cd /Users/<user_name>/Library/Preferences

    例:

    cd /Users/agarcia/Library/Preferences

  5. 更新する各 .plist キーに対し、次のコマンドを実行します。

    defaults write com.tableau.Registration.plist <key_value>

    例:

    defaults write com.tableau.Registration.plist Data.first_name Ashley

    defaults write com.tableau.Registration.plist Data.last_name Garcia

テンプレートを使用して別のコンピューターに Tableau を登録する

  • Tableau Desktop または Tableau Prep Builder を別のコンピューターにインストールします。

    インストール時、ライセンス認証ウィザードに従ってプロダクト キーをライセンス認証するように要求されます。ライセンス認証や登録が完了する前にプログラムを終了したり、サイレント インストールを行っている場合は、Terminal アプリケーションを起動してから、次のコマンドを実行します。

    • Tableau Desktop または Tableau Prep Builder をライセンス認証するには、次のコマンドを使用します。

      Tableau Desktop: "Tableau Desktop <version>.app/Contents/MacOS/Tableau" –activate <product_key>

      Tableau Prep Builder: "Tableau Prep Builder <vesion>.app/Contents/MacOS./Tableau Prep Builder" –activate <product_key>

    • Tableau Desktop または Tableau Prep Builder を登録するには、次のコマンドを使用します。

      Tableau Desktop: "Tableau Desktop <version>.app/Contents/MacOS./Tableau" –register

      Tableau Prep Builder: "Tableau Prep Builder <vesion>.app/Contents/MacOS./Tableau Prep Builder" –register

Tableau Desktop および Tableau Prep Builder のアンインストール

Tableau Desktop や Tableau Prep Builder の新しいバージョンをインストールするときに以前のバージョンをアンインストールする必要はありませんが、コンピューター上でそれ以降不要となった場合は任意のバージョンのアプリケーションをアンインストールできます。

Windows

コマンドラインからサイレント モードで Tableau Desktop あるいは Tableau Prep Builder をアンインストールするには、以下を実行します。

  1. 管理者としてコマンド プロンプトを開きます。

  2. .exe がインストールされた場所で、以下のコマンドを実行します。

    TableauDesktop-<product_installer_name>.exe /uninstall /quiet

    または

    TableauPrepBuilder-<product_installer_name>.exe /uninstall /quiet

    例:

    Downloads\TableauPrepBuilder-2021-1-4.exe /uninstall /quiet

コマンド ラインから複数バージョンの Tableau Desktop をアンインストールするには、以下を実行します。

: このオプションは、Tableau Prep Builder では使用できません。

  1. REMOVEINSTALLEDAPP オプションを使用して、最新バージョンの Tableau Desktop をインストールします。

    例: tableauDesktop-64bit-2021-4-4.exe /quiet /norestart ACCEPTEULA=1 REMOVEINSTALLEDAPP=1

  2. 最新バージョンを除くすべての古いバージョンがアンインストールされていることを確認します。

  3. 最新バージョンをアンインストールします。例: tableauDesktop-64bit-2021-4-4.exe /uninstall /quiet /norestart

  4. 「Tableau Desktop の完全な削除」(新しいウィンドウでリンクが開く)の手順に従って、未使用のフォルダーをすべて削除します。

Mac

Mac で Tableau Desktop をアンインストールするには、以下を実行します。

  1. プロダクト キーの非アクティブ化または返品が必要な場合は、/Applications パス内の Tableau オブジェクトで -return オプションを実行します。詳細については、「プロダクト キーの移動またはライセンス認証の解除」を参照してください。プロダクト キーの移動またはライセンス認証の解除.
  2. アプリケーションと Desktop ショートカット (ある場合) をごみ箱フォルダーにドラッグしてから、ごみ箱を空にします。
  3. 自動的にインストールされたドライバーをすべてアンインストールします。
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